2017年03月15日 09:01

愛媛県は、3月14日、サイクリングを活用した地域振興策として、四国一周1000キロをまわるサイクリングルート「四国一周1000キロルート」を発表した。
今回の「四国一周1000キロルート」は、四国4県のバラエティ豊かな景色、気候、文化を体感できる基本ルート。今後、初級・中級・上級者向けにコースが枝分かれしたり、香川県・徳島県・高知県が独自のコースを設定したり、四国のサイクリングがより魅力的に発展していくためのベースとなる。四国は、1200年の歴史があるお遍路のおせったい文化やおもてなしの精神が根付いており、「ココロの交流」を実感することができるのも四国旅の醍醐味だ。
今後は、本ルートを国内外に情報発信することで、四国のサイクリングの認知度を高め、交流人口の拡大を図ると共に、来訪者の増加による地域振興を目指す。特に、台湾では、台湾一周サイクリングが人気を集めていることから、四国を舞台としたインバウンド観光の振興も目指していく。