2017年03月09日 13:40

講談社は、スマートフォンだけで自分の電子書店を開設できる「じぶん書店」を4月にリリースする。サービスシステムの開発・運営はメディアドゥとの共同で行う。

書店開設を希望するユーザーは会員登録を行い、講談社が展開している電子書籍約32000点の中から売りたいタイトルを選び、推薦コメントを入れるだけで、簡単に自分の電子書店を開設することができる。開設に費用は一切かからない。販売促進活動のメインはSNS。ブラウザーベースのサービスなので、シェアされた記事を見た人がその書籍に興味を抱いたら、アプリをダウンロードする等の手間もなく、すぐに試し読みが可能。その場で会員登録をすれば購入もできる。

電子書籍が売れた場合、10%のアフィリエイトコインが書店運営ユーザーに振り出される。このコインは電子書籍の購入や、書店の拡張にも使えるほか、エクスチェンジサービスと連携しているので、他のポイントやマイルに替えることも可能だ。