2017年12月13日 09:33

イオンリテールは、12月12日より中国のモバイル決済サービス「支付宝(Alipay、アリペイ)」を本州の「イオン」「イオンスタイル」9店舗に先行導入し、これを皮切りに2018年2月をめどに順次拡大をしていく。

近年、訪日中国人旅行客が増えており、2016年は2015年比で約28%増加し過去最高の約637万人が訪日している。5月には訪日中国人向けのビザが緩和されたほか、免税手続きの簡素化も検討するなど、今後も訪日中国人旅行客の増加や消費拡大が見込まれる。また、日本銀行のレポートによると、店頭でモバイル決済を利用する人は日本では約6%であるのに対し、中国では約98%の人が「3カ月以内に使用した」と回答するほど定着している。

今回の導入により本州・四国の「イオン」「イオンスタイル」では、「Alipay」と10月に先行導入した「微信支付(WeChat Pay、ウィーチャットペイ)」の2つのモバイル決済サービスを利用できるようになる。