2017年12月12日 15:38

DSMは、DSM-Niagaと大手ベッドメーカーAupingによる、100%リサイクル可能なマットレスの開発に向けて長期協働を開始することを発表した。

DSM-Niagaは、現在、埋め立て廃棄となる製品の世界第2位になっているカーペットを、世界で初めて100%再資源化可能にするNiaga(R)技術を開発。Aupingは、このNiaga(R)技術をカーペット以外で初めて導入する企業となる。Aupingの持つマットレスや睡眠に関するノウハウと、DSM-Niagaの持つマテリアルサイエンスの高い専門性とノウハウを相互補完し、融合することで、100%再資源化可能なマットレスの製品設計を目指す。

リサイクルにおいては、回収した素材を他の用途に用いるケースもあるが、Niaga(R)技術によるカーペットは、再びカーペットへと生まれ変わる「資源循環型製品設計」を実現。この度のコラボレーションは、Niaga(R)技術による「資源循環型製品設計」の可能性を大きく広げると期待されている。