エイビーロード・リサーチ・センターは、同社が運営する海外旅行検索・比較サイト「エイビーロード」ユーザーの海外ツアーへの問い合わせ実績を集計し、2017年年末年始の海外旅行マーケットを考察した。

まず問い合わせ時期は、直前予約化の進んだ2016年と比べて「8月」が微増、やや前倒しの傾向。人気旅行先は1位が「台北」（7.3％）、方面別にシェアをみてみると「アジア」が年々増加傾向にあり、2017年は半数近くを占めた。「ヨーロッパ」（22.2％）は前年から3.6ポイント増加し、回復傾向にある。ツアー日数の分布をみると、「5日」「7日」などが微増しており、平均日数は5.5日。

希望する出発日は2017年12月26日（火）～2018年1月4日（木）に分散化、ピークは12月29（金）、30日（土）。帰着日のピークは2018年1月2日（火）、3日（水）だが、8日（月・祝）までゆるやかに続く。2015年から徐々に1月に入ってからの出発・帰国の割合が高くなっており、成人の日まで含めた休暇を検討する人が増えているようだ。