2017年11月24日 09:35

ダイハツ工業のインドネシア現地法人であるアストラ・ダイハツ・モーター社(ADM)は、コンパクトSUV「テリオス(TERIOS)」をフルモデルチェンジし、インドネシアで11月23日に発表した。

「テリオス」は、世界的なSUVブームの中、多人数乗車が可能で、多くの荷物を積むことができ、悪路など様々な道路環境へも対応可能など、現地で求められるニーズを反映した本格7人乗りコンパクトSUV。また、トヨタ自動車へのOEM供給を実施しており、OEM車両のトヨタ「ラッシュ」は、今後、トヨタ自動車を通じて、新興国向けの輸出を検討。輸出先での仕様や耐久性などの検証も含め、ダイハツとADMが開発を担当し、ADMで生産するなど、今後のダイハツ新興国事業の先駆けとなる車両だ。

新型「テリオス」では、プラットフォームを刷新することで、競合車が多く市場投入される中、従来モデルから好評であるFRの特長を生かした高い走破性などの基本性能を大幅に向上し、競争力を確保した。