2017年11月17日 14:50

オイシックスドット大地とヤマト運輸は、10月より、生産者が抱える農産品物流の課題を解決することを目的に、共同研究「ベジネコ」プロジェクトを開始した。

食料需給や購買活動等が変化する中、生産者は、地域や気候を生かして多種多様な農産品を生産し、市場や小売店などへの納品といった物流の手配まで行っている。一方で、近年の物流業界におけるドライバー不足等の影響により、品質管理や納品時間などの要望に応えられる運送事業者が少なく、農産品物流に課題を抱えている状況だ。

「ベジネコ」プロジェクトにより、オイシックスドット大地とヤマト運輸は、それぞれが有する生産者ネットワークと輸送ネットワークを組み合わせ、生産者が個別に手配する輸送手段を統合。ヤマト運輸の全国約4000カ所の営業所を活用するなど、安定的かつ効率の良い物流の構築等を共同研究する。

研究期間は来春までを予定。