2016年12月06日 11:15

アハクラフトは、健康経営を目指す企業向けに、社内メールを自動で解析し、社員のメンタル状態を可視化する「StressReporter(ストレスレポーター)」を開発した。

2015年12月よりストレスチェック制度が施行されたが、1年に1回のアンケート形式のストレスチェックでは、適切なサポートを行うことは難しいという声は多い。また、社員自身が人事評価を気にして嘘の回答をしたり、社員がアンケートに回答しないという状況も多く見られる。

「StressReporter」は、「従来はタイムリーかつ定量的に把握できなかった社員のストレス状態を可視化することで、メンタルサポートを必要とする社員を明らかにする」というコンセプトで研究開発。社内のメールサーバに接続するだけで、自動かつ簡単に社員のストレス状態を可視化することを目指す技術だ。

なお今回、社員数が数百名以上の実証実験協力企業を募集する。実験期間は2017年1月~2018年1月の1年間。

アハクラフト