2016年11月24日 09:47

埼玉県三芳町では、8月からインナーコミュニケーションツールの一つとして「庁内報みよし」を自主制作。第2号(11月発行)では自作庁内報に広告を掲載し、町の財源確保を実現した。
「庁内報みよし」は、仕事に対するモチベーションや意識を高め、住民サービス向上を図るため、三芳町役場職員のインナーコミュニケーションツールの一つとして発行・配信している。印刷以外は自作で制作している町の広報紙「広報みよし」で培ったノウハウを活用し、企画や編集力の向上も狙う。自主制作の庁内報に広告掲載をするのは全国自治体初(三芳町役場秘書広報室調べ)の試みだ。
三芳町は不交付団体だが、財政状況は依然厳しい状況。1円でも歳入を確保するためのアイデアとして庁内報に広告を掲載するアイデアを職員が提案し、実現した。年4回の発行を予定、随時広告主を募集している。