2016年11月10日 10:50

サティス製薬は、女性約300人のストレスとシミの関係を定量的に解析し、ストレスの少ない生活が美容にとって有効であることを初めて実証した。

まず10~70代の女性約300名を対象に、ストレスと肌に関してどう感じているかアンケート調査を実施。「ストレスで肌乱れすることがよくあるか?」という設問に対し、約4割の女性が「そう思う」・「やや思う」と回答。多くの女性が、ストレスによる肌の不調を実際に感じていることが確認された。

次に、精神的ストレス指標である唾液中のコルチゾルとシミとの関係を解析。その結果、コルチゾル量の少ない女性では、シミが有意に目立たないことが示された。最後に、コルチゾル量と画像解析装置によって定量化されたシミの数との関係を解析したところ、コルチゾル量が少ない女性では、シミの数が統計学的に有意に少ないことが示された。

当社では本知見を基に、肌トラブルや老化原因の究明を目指し、引き続き研究を行っていくとしている。