2016年11月07日 08:56

トーストマスターズ・インターナショナル日本支部は、宇宙飛行士の若田光一さんに、第5回コミュニケーション&リーダーシップ賞を決定した。
若田さんは、1996年日本人初のミッション・スペシャリストとしてスペースシャトルに搭乗以来、数々の実績を重ね、日本人初の船長も務めた。宇宙でのミッションとは、未知の領域の中でチームの心をひとつにまとめ、目的を達成していく厳しい任務。若田さんが成し遂げた功績は、人種、言語、距離といった境界を超えたコミュニケーションの結晶と言える。今回、若田さんの実績に敬意を表するとともに、コミュニケーションとリーダーシップを学ぶトーストマスターズの目指す理想と考え、本賞の授与を決定した。
トーストマスターズは、1924年にカリフォルニアで創設されたスピーチを通してコミュニケーションとリーダーシップを学ぶ非営利の国際教育団体。日本では、現在全国に約170の公認クラブがあり、約4000人の会員が研鑽を積んでいる。