2016年10月27日 11:20

誠文堂新光社は、11月2日に、『台湾かあさんの味とレシピ』を刊行する。

さまざまな美食で、旅人を惹き付ける台湾。屋台、レストラン、夜市、外で食べる料理の数々もいいけれど、台湾の人たちが家で食べている「家庭料理」はそれらの外食とちょっと違う。たとえば、炒めるだけの簡単なおかずや麺、昔ながらの保存食、定番の魯肉飯だって家庭ごとに作り方や味が違う。

本書では、そんな台湾の人たちが実際に食べている家庭料理を、料理上手な「かあさん」たちに作ってもらった。キーワードは「家族への愛情」と「それぞれのファミリーの背景」。何代も台湾に住んでいる、正統派台湾っ子ファミリーの味。比較的新しく中国からやって来た台湾人の家庭は、台湾料理と中国料理のミクスチャーな味。元は厳しい山中に住んでいたため、保存食や独自の文化を持つ客家ファミリーの家庭の味など。実際に台湾の「かあさん」たちの台所を訪ねて、家庭料理を作ってもらっている。

定価は1500円(税抜)。

誠文堂新光社