2016年10月25日 17:11

アディッシュは、匿名でいじめを通報できるスマホ用WEBサービス「Kids’ Sign(キッズサイン)」の導入校が直近半年で16倍に増えたことを踏まえ、「いじめ実態調査」に関する声明を発表した。
生徒へのアンケート等の結果から、いじめの実態把握は難しく、紙面で行われる「いじめ調査」の機能が十分ではないことが明らかに。一方、「Kids’ Sign」では、スマホやネットを使用して「匿名」でいじめの実態を報告することが可能。アプリ導入校では、「匿名なので書きやすい」、「その場で起こっているいじめについて報告できる」などの声が聞かれている。
「Kids’ Sign」を導入する学校が増加する背景として、発見や発覚しにくくなりつつある「深刻な悩み等」を把握し、重大事案となる前に早期の問題解決をはかること、そして、生徒と保護者に広く通知して、いじめ行為の抑止化を目指す学校が増えていることが考えられる。