2016年10月13日 11:03

千葉大学病院では、患者中心というコンセプトを持つ、パーソナル・ヘルス・レコードシステム「SHACHI(Social Health Assist CHIba)」を、千葉県医療情報連携システム整備促進事業補助金を一部充てて開発。今回、運用を開始した。
「SHACHI」は、医療関連機関での情報共有はもちろんのこと、患者がスマートフォン(Android)を用いて全ての情報を閲覧、コントロールすることができる。医療機関の判断によるが、紹介状や、診断書、入院記録などの重要書類を保存することもでき、さらには患者自身で血圧や体重など「日々の記録」をメモすることも可能だ
本年度は国立研究開発法人日本医療研究開発機構の「パーソナル・ヘルス・レコード(PHR)利活用研究事業(2次公募)」にも採択されており、今後の我が国におけるPHRの普及に対する貢献が期待されている。