2016年10月13日 10:18

静岡市教育委員会と、静岡大学およびLINEは、「しずおかSNSマナーアップ共同研究プロジェクト」を立ち上げた。
本プロジェクトは、三者連携のもと、児童・生徒のインターネットの適正な利用に向けた効果的な指導法や教材等の研究及び開発に取り組む。学校における情報リテラシーや情報モラルに関する教育の充実を図ることが目的だ。
具体的な取り組み内容としては、従来、学校の教員によって指導されていた情報リテラシー・情報モラル教育を、静岡大学教育学部の学生が行う。学生は、大学で学んでいる指導法に加え、LINEが全国で累計約2800回行っている児童・生徒のインターネットの適正な利用に向けた啓発活動を通じて得た知見・経験をもとにした指導者講習プログラムを受講。派遣要請を受けた静岡市立の小・中学校にて授業を行う。
企業による講習を受けた教育学部生を学校に派遣する、産学官共同での小・中学生向け情報リテラシー・情報モラル教育は、全国初の取り組みとなる。