2016年08月18日 07:43

舞台アグリイノベーションは、お米の海外輸出の拡大を図るため、亘理精米工場に対して食品安全管理基準の国際規格である「FSSC22000」の認証を7月21日に取得した。

舞台アグリイノベーションは、被災地における農業の復興を目指して2013年に精米事業に参入後、独自の精米技術である「低温製法」を確立し、東北産のお米を中心に精米・販売を行ってきた。TPPの交渉妥結を視野に入れて2015年からマレーシア、アメリカへのお米の輸出を開始し、店頭販促やお米のおいしさなどの啓発活動などグループのシナジー効果を発揮して、海外への輸出量を拡大している。今年の6月からは事業参入後初めてヨーロッパにも進出し、スイスやドイツ、そして台湾でのテスト販売を順次開始している。

今回の「FSSC22000」認証取得を契機に、玄米の調達から製品の流通に至るまでの全ての工程における高水準な安全管理体制を確立し、海外への輸出拡大を一層推進するとともに、国内の米消費の拡大を目指していく。