2016年07月12日 13:11

開館以来続いている、横浜みなとみらいホールの「オルガン・1ドルコンサート」は、100円(1ドル)で本格的なオルガン音楽を聴くことができる人気イベント。輝くような明るい音色が特徴で、「ルーシー」の愛称で親しまれているオルガンの7月の演奏者は、これからの活躍が期待される若手オルガニスト・大木麻理さんに決定した。

大木さんは、バッハに影響を与えたオルガニスト・ブクステフーデにゆかりのあるドイツ・リューベックで学び、主要な国際コンクールに入賞。今回は大木さんが小学生の頃に聴き込んだという、バッハの作品だけでまとめた「オール・バッハプログラム」を披露する。

大木さんは「小学生の頃、自分の大好きなバッハの作品のみを集めた、オリジナルのカセットテープを作った想い出がある。擦り切れるまで聴き込んだそのテープに収録されていた作品の数々を、楽しんで頂きたい」と語った。