Airbnbは、日本の著名なデザイナーである原研哉さんがディレクターを務める展覧会「HOUSE VISION 2016 TOKYO EXHIBITION」に参加することを発表した。

今回は、東京を拠点に活動する建築家の長谷川豪さんとのコラボレーションのもと、人と人との絆を追及した「吉野杉の家」を展示。コンセプトとネーミングは原さんの考案によるもので、ホストとゲストの関係を考察し、コミュニティスペースとオーナーシップについての従来の考え方に疑問を投げかける設計となっている。

地元の林業従事者が伐採した吉野杉を用いて家を建てたのは、吉野町の大工さんたち。地元の人たちの間で代々受け継がれてきた知識が活かされ、全体として伝統を大切にした造りになっている一方、革新的な空間との関わり方を見てとることもできる。東京での展示が終了した後は、奈良県吉野町へと移設される予定。 開催は7月30日～8月28日。詳しくはこちら。