2016年06月01日 09:10

オウチーノ総研は、首都圏在住の20歳~39歳女性812名を対象に、「『妊娠・出産』に関するアンケート調査」を行った。
少子化の原因としては、晩婚化や女性の社会進出、貧困などが挙げられることが多い。それらの懸念材料を全て「無」にしたとき、現代の女性は「子どもが欲しい」と思うのだろうか。
はじめに「パートナーの有無は別として、あなたは『子どもが欲しい』と思いますか?」と聞いた。その結果、「欲しい」という人は74.7%、「欲しくない」という人は25.3%だった。次に、「妊娠や出産の懸念材料は何ですか?」と聞いた。結果、第1位は「金銭的問題」、第2位が「年齢」、第3位が「自身の体調」だった。最後に、「全ての懸念材料がなくなったとしたら純粋に、『子どもが欲しい』と思いますか?」と質問したところ、「欲しい」という人が81.4%、「欲しくない」という人は18.6%だった。やはり貧困や晩婚化が「妊娠・出産」の足かせになっていることが分かる。