2016年05月19日 07:42

情報セキュリティソリューションを提供するカスペルスキーと、静岡大学は共同で、児童と生徒のインターネット利用状況や情報モラル全般(モラル、セキュリティ、法)の知識レベルを測定する「情報モラル診断サービス」に関する調査結果を発表した。

調査の結果、インターネットの利用頻度が高いほど情報モラル全般の知識が多いこと、小学生は情報モラル全般において知識の個人差が大きく、特に「セキュリティ」に関する知識に大きな差があることなどが明らかになった。

都道府県別では、小学生は佐賀県、茨城県、中学生は栃木県、沖縄県、岡山県は、「セキュリティ」に関する知識の個人差が小さく、上位を占めた。上記の県は、文部科学省が昨年10月に発表した「平成26年度 学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果」においても「情報モラルなどを指導する能力」で上位となっている。