2016年04月15日 15:12

日本アルコンは、白内障手術で使用されるORA術中波面収差解析装置「ORA System」を、4月15日(金)から販売する。
ORA Systemは、白内障治療における眼内レンズ(IOL)の挿入術時に使用される術中診断ツール。現在、世界540の施設に設置され、40万以上の症例実績がある。医師は術中、リアルタイムで患者の屈折情報が把握でき、より最適なIOL度数および固定位置が選択できる。
術中に眼球全体の屈折度数を評価し、IOL固定位置を1度単位で検証する。また、世界中の手術結果をもとに、手術によって生じる変数を定期的にアップデート。症例を重ねるごとに医師の手技にあったIOL定数・惹起乱視を検証し、医師ごとにカスタマイズされた手術を提案する。価格は1500万円(税別)。