2016年04月11日 12:14

インテリジェンスが運営する「DODA(デューダ)」は、3月の転職求人倍率をまとめた「DODA 転職求人倍率レポート」を発表した。
2016年3月の転職求人倍率は、前月横ばいの1.10倍。求人数は前月比+2.2%、前年同月比+42.0%となり、16カ月連続で調査開始(2008年1月)以来の最高値を更新した。転職希望者数は前月比+1.9%、前年同月比+60.5%となり、7カ月連続で最高値を更新となる。特に伸びたのは、「メディカル」(前月比+9.1%)、「商社/流通」(同+3.9%)。職種別では、「技術系(化学/食品)」を除く10職種で求人数が増加。特に「専門職」(前月比+7.1%)、「技術系(メディカル)」(同+7.0%)が増えた。
4月に入っても活発な採用活動を行っている企業が多く、今年度も新たに募集を始める求人数は増える見込みだ。企業の採用ニーズは多様化しており、即戦力となりやすい同業種の経験者だけでなく、異業種での経験を持つ人を採用する動きが強まっている。