2016年03月08日 16:12

佐賀県の有田焼は、フランス・パリで年に2回開催される世界最大級のインテリア&デザイン国際見本市「メゾン・エ・オブジェ」へ、3回目の出展をした。

県は、欧州での市場開拓を目指す「ARITA 400 project」を推進している。このプロジェクトでは、世界で活躍する工業デザイナー、奥山清行氏をプロデューサーに迎え、産地の8事業者とともに出展を続け、有田焼のリブランディングと販路開拓に取り組んできた。

集大成となる今回の出展では、奥山氏とゲストクリエイター3名(北野武氏、隈研吾氏、佐藤可士和氏)を加えた4名のクリエイターが、参加8事業者とのコラボレーションによって特別に制作した有田焼の展示も行った。展示2日目にブース前で開催されたカンファレンスには、山口祥義佐賀県知事、奥山氏、佐藤氏が登壇し、メディアを含む多くの来場者が詰めかけた。