2015年12月15日 13:21

医師10万人以上(国内医師の3人に1人)が参加する医師専用コミュニティサイト「MedPeer(メドピア)」を運営するメドピアは、会員医師を対象に「医学界・医師界における今年の漢字一文字」を募集。その結果、医療界で相次いだ不祥事の影響から3年連続で「偽」が最多得票となった。
第2位は「乱」で、第1位の「偽」とはわずか1票差。世界各地でのテロ行為に加えて、医療事故調査制度や新専門医制度など医療制度改革での混乱を反映して多くの票を集めた。第3位は「忍」(前回調査では4位)で、医療費削減や厳しい勤務環境が反映した結果となった。
当募集は2012年から毎年実施し、今回で4回目の開催となる。昨年(2014年)も、年頭のSTAP論文発表や臨床研究のデータ不正問題などに大きな関心が集まったことから、有効回答者2,784人のうち230人が「偽」に投票し、最多得票となっている。