2015年11月25日 06:48

ボッシュが開発したハプティックフィードバックタイプのタッチスクリーンが、「車載オーディオ/ビデオ」部門における「CES 2016イノベーションアワード」を獲得した。

新しいタッチスクリーンは独自のインタラクティブ方式を採用したことにより、タッチスクリーン上の凸凹した部分、滑らかな部分、模様が入った部分といったようにさまざまに変化。それぞれに異なるボタンや機能を割り当てることができ、指で触ると実際のボタンのように触覚的に感じることができる。そのため、直接タッチスクリーン上のキーを見なくても、指の感触でキーを識別することが可能。また、この触感によるバーチャルなボタンはしっかり押さないと作動しないため、一般的な機械式のボタンを押しているような感覚で操作できる。

これによりドライバーは、アプリケーションを操作中に視線を道路から余りそらさなくても済み、運転の安全性を高めることができる。