キヤノンマーケティングジャパンとキヤノンITソリューションズは、空調気流・温度シミュレーションシステムを三機工業と共同で構築。MRシステム「MREAL（エムリアル）」と空調気流・温度のシミュレーションデータの連携により、気流や温度分布を体感できるソリューションを、11月末より提供する。

これまで三機工業では、空調設備の施工前に空調の気流や温度を数値化しシミュレーションを行い検証していたが、施工後にイメージの相違が生じたり、比較検討時の条件設定や数値計算、CG制作に時間を要するといった問題があった。

このたび共同で構築した空調気流・温度シミュレーションシステムは、「MREAL」を活用することで、これまでみえなかった気流や温度などをそのまま視覚化。気流や温度を直感的に体感でき、施工前に発注者と関係者との間でより正確なイメージを共有することが可能。また、可搬式なので現地でのスムーズな意思決定にも役立つ。