2015年11月16日 11:32

エン・ジャパンは、人材紹介会社集合サイト「ミドルの転職」上で、サイト利用者を対象に「雇用延長」についてアンケートを行ない、1612名から回答を得た。

労働人口が減少し高齢化社会が進行する中、長く働き続けられる社会づくりが重要となっている。現行の「高年齢者雇用安定法」では、定年の引き上げ、継続雇用制度の導入、定年の定めの廃止のいずれかが義務化されており、企業も自社に合った対策を講じている。

雇用延長制度について聞いたところ、9割以上の人が賛成と回答する結果になった。雇用延長制度は内容次第で転職を考えるきっかけになりうるか、という質問では、年齢が上がるにつれ「なりうる」と回答した人の割合が増えるという結果に。雇用延長に対するメリットを聞くと、もっとも多く挙げられたのは「シニア世代の経験・知識が生かせる」という点。デメリットとしては「いつまでたってもポストが空かない」といった回答が上位となった。

ミドルの転職