2015年11月12日 12:57

国連の食糧支援機関、国連WFPはスマートフォンアプリ「シェア・ザ・ミール」を新開発し、全世界で公開した。

このアプリではワンタップで募金ができ、集まった募金は国連WFPの学校給食プログラムを通じ、ヨルダンで避難生活を送るシリア難民の子ども達へ給食を届ける活動に使われる。たった60円で子ども1人に1日分相当の食事と栄養を届けることができるという。2015年6月から、試験的にドイツ・オーストリア・スイスの3カ国でこのアプリが公開されたが、その結果、期間中に12万人のスマートフォンユーザーが利用し、アフリカ南部の国レソトの子どもたちへ170万食を届けることができた。

「シェア・ザ・ミール」は無料。11月12日より世界各国のiOSとアンドロイドのアプリストアでダウンロード可能。登録は30秒で完了し、集まった募金がどのような成果を上げているかをスマートフォン上で確認することもできる。