2015年11月09日 13:41

ブラザー工業は、通信カラオケ「JOYSOUND」の採点技術を応用した発話訓練システム「スピーチマイスター」を開発した。

「スピーチマイスター」は、「JOYSOUND」の採点機能で培った「音声解析技術」や「採点技術」、「モチベーション維持手法」などを応用した、スピーチ(発話)のセルフトレーニングシステム。手本となるスピーチと練習者のスピーチを比較して採点を行う。

従来のアナウンス練習では、熟練者から直接指導を受けたり外部の講師に指導してもらったりしていた。「スピーチマイスター」を使用することで、指導者がいなくても自分の成長度合いを確認しながら練習を行うことができる。鉄道業界での車内や駅構内のアナウンスなど、スピーチ(発話)を行う業界全般を対象として開発しており、9月からJR西日本(西日本旅客鉄道)に近畿圏在来線の車内放送練習用として導入されている。