2015年11月06日 15:04

誠文堂新光より、11月6日に「ミミズの謎(著:柴田康平)」が刊行された。
時折ミミズが路上で干からびているが、なぜ、わざわざ土から乾燥したアスファルトに出てきてしまうのか。著者の柴田さんは干からびミミズが不思議でたまらなくなり、ミミズの観察を始める。干からびミミズを観察するうちに、光るミミズの存在を知った著者は、自分の観察フィールドや八丈島に発光するミミズを探しに出かけることに…。知っているようで知られていない、ミミズの生態や謎を、写真とイラストとともに紹介する。定価1500円。
著者、柴田康平さんは1949年兵庫県生まれ。武蔵工業大学で機械工学を学び東京都に就職。機械技術系職員として、現在も下水道関係の仕事に従事。1999年よりミミズの研究に取り組んでいる。興味の対象はミミズにとどまらず、手作りの木のおもちゃや笹笛作り、熱帯果樹を種子から育てたりと、広範囲にわたる。