2015年10月08日 12:47

国境なき医師団(MSF)インターナショナル会長のジョアンヌ・リュー医師は、10月7日(水)、スイス・ジュネーブの国連欧州本部で会見を行ない、10月3日(土)に起きたアフガニスタン・クンドゥーズのMSF医療施設への爆撃に関し、国際事実調査委員会(IHFFC)による調査を呼びかけた。

今回の爆撃で、MSFはスタッフ12人、患者10人を失い、地域で唯一専門治療を行える場所であった外傷センターでの活動を停止に追い込まれた。

会見では、「今回の出来事はMSFの医療施設への攻撃というだけでなく、ジュネーブ諸条約への攻撃でもある。各国が「紳士協定」を隠れ蓑にし、それによって無法状態や責任逃れを生み出すことなどあってはならない。」と語った。