2015年10月07日 11:41

ハラルビジネスマーケティング支援のハラル・ジャパン協会は、インバウンド従事者向け講座を10月から開講する。
現状では、来日するムスリムは日本国内での食べ物や祈祷室などの情報が少なく、独自に情報を入手しなければならない。多くは日本側の旅行代理店(ランドオペレーター)などに状況を確認するが、ムスリム情報や知識が少ない日本では、まだまだ安心して旅行できないと感じる人も多い。
この講座は、基礎知識を学ぶ座学と実地講習の2部構成。ハラルビジネス講座修了の認定講師が講座全体を運営し、イスラム教に関する部分は大塚モスクが監修、テキストは同協会が作成する。実地講習には羽田空港内の祈祷室やムスリム対応レストラン、お土産コーナー視察なども盛り込む。受講料は22,000円(税込)。定員20人。詳細は、http://www.tm-a.co.jp/muslim/index.html