2015年10月01日 09:48

国際平和ミュージアムは平和のメッセージを載せた「缶バッジ」を復刻し、10月1日より小中学生を中心とした来館者に配布する。

日本で最初の平和の缶バッジは、アメリカの反戦缶バッジをみた「べ平連」(ベトナムに平和を!市民連合)の小田実の発案によるもの。1960年代以降、戦争、差別、人権抑圧、環境破壊などと日常生活との関係に注視し、市民一人一人がそれを解決しようとする生活や生き方を選びとる動きが盛んになった。

年間来場者数約5万人のうち、約2万1000人が小中学生で、平和教育に特に力を入れている。その一貫として缶バッジを復刻し、配布する。缶バッジは、19種類(1万4500個)制作。平和学習に参加した小中学生に配布する。バッジの配布とともに「平和に対して自分たちが出来ること」を考えてもらい、カードに記入してもらう。

「立命館大学国際平和ミュージアム・平和バッジキャンペーン」は、立命館大学国際平和ミュージアムにて10月1日より。なくなり次第終了。