2015年07月07日 15:22

Amazonと徳島県およびヤマト運輸は「災害発生時における物資輸送に関する協定」を締結した。すでに県とAmazonは、県内約1,200ヵ所の避難所にAmazonの顧客が被災者の必要とする物資を必要な量だけ支援できる「ほしい物リスト」サービスの仕組みを導入している。
このたびの協定により、災害発生時に徳島県はヤマト運輸へ「緊急通行車両確認標章」を速やかに発行し、物資輸送に必要となる情報を提供する。またAmazonは全国9ヵ所の物流センターに特別仕分け場を設置し、支援物資を迅速に出荷。ヤマト運輸は津波などの被害を受けにくい県内および香川県の施設を代替の物流ターミナルとして使用したり、関西および中国地方の物流ターミナルを経由するなどして、迅速に避難所へ向かう。
今後も引き続き連携を強化し、南海トラフ巨大地震などの大規模災害発生に備えるほか、地域の防災対策の強化にも寄与するとしている。