ワコールは環境活動の一環として、「ブラ・リサイクル」を今年2月12日～4月22日の間、直営店およびグループ会社を中心に合計約800店舗で実施した。

この期間中、不用なブラジャーを専用の回収袋に入れて店舗に持参してもらい、店頭で合計8万305袋の「ブラ・リサイクルバッグ」を回収。その結果、前年比119%の約30万7,100枚のブラジャーを、30.71tのRPF（産業用固形燃料）に加工処理。この加工されたRPF（産業用固形燃料）は、製紙会社などで燃料として有効に使われる。

ワコールでは2008年から自社で販売したブラジャーの回収・リサイクルの実施を始めており、8年間で約112万8,600枚を回収し、約112.86tの産業用固形燃料「RPF」にリサイクルしてきた。

今後も「製造した商品を最後まで責任を持つ」という企業姿勢と、自社の環境方針に基づき、環境活動に取り組むとしている。