2015年06月17日 08:59

ソフトバンクグループのBBソフトサービスは、5月度のインターネット詐欺リポートを発表した。

このリポートは、同社の「Internet SagiWall™(インターネットサギウォール)」で検知したデータを基にしている。

総検知数は86万8,480件で、前月比1.3%の減少。

種類別構成比は、ワンクリック・不当請求詐欺サイトが75.53%(前月比1.27ポイント減)、フィッシング詐欺サイトが19.94%(前月比0.82ポイント増)、マルウエア感染サイトが0.18%(前月比0.04ポイント増)、ボーガスウエア配布サイトが3.20%(前月比0.27ポイント増)、ぜい弱性悪用サイトが1.15%(前月比0.14ポイント増)だった。

5月度は、父の日にプレゼントを贈る習慣に便乗した複数の偽販売サイトを検知。

季節性のあるイベントに乗じることで、ネット詐欺に対する予備知識がない新社会人など若年層の新しい標的を獲得するのが目的ではないかと考えられている。