2015年06月17日 08:58

ベネッセホールディングスの社内シンクタンク「ベネッセ教育総合研究所」では、0歳から6歳の乳幼児を持つ父親2,645名を対象に、「第3回乳幼児の父親についての調査」を実施した。

「家事・育児に今まで以上に関わりたい」と思う父親は、2005年47.9%、2009年54.2%、2014年58.2%と、9年間で10.3ポイント増加した。

しかし、父親の家事・育児への関わりの実態は大きく変化していない。

また、「子どもとの接し方に自信がもてない」比率が増加している。

その背景として、仕事からの帰宅時間が21時台以降と回答する父親の割合が、依然約4割を占める。

帰宅時間が早い父親(20時台までの帰宅)は、家事・育児を多く行い、生活の満足度も高い。

一方、帰宅時間が遅い父親は、父親の子育てに対する職場の理解がないと回答する傾向が見られた。