2015年06月11日 11:48

今年で設立65年を迎える日本中国友好協会は「理解は絆を強くする」をキャッチフレーズに掲げ、「第2回中国百科検定試験」を9月27日に、全国32カ所で実施する。

日本中国友好協会は「日中両国民の相互理解と友好を深め、アジアと世界の平和に貢献する」ことを目的に1950年に設立された。

日本中国友好協会では、相手国への理解を深めることが大事であると考え、公式テキストを制作して「中国百科検定」と銘打った検定試験を開始。

第2回となる今年は、参加者の裾野を一気に広げるべく試験会場を、東京23区をはじめ、全国28都道府県32カ所に広げ、3級のほか2級を新設している。

同検定は中国語の能力ではなく、歴史・地理・政治・経済・社会・文化・教育・スポーツなど多方面の知識を問う、日本でも極めてユニークなもの。在日中国人留学生たちからも、とてもためになる有意義な検定であるとの評価があるという。