2015年06月11日 11:47

エベレストの単独・無酸素登頂に挑戦を続ける登山家・栗城史多が、「ふんばろう東日本支援プロジェクト」の創設者・西條剛央氏と、ネパールの長期的な支援を行うために支援チームを結成。「ふんばろうネパール」を立ち上げた。

この支援は、支援を求める人と支援したい人を結び、支援を求める側のニーズにあった物資を購入して届ける仕組み。東日本大震災の時に、支援を求める人と支援したい人のニーズのミスマッチを埋めるために作られた仕組みが、ネパールで始まろうとしている。

すでに、トタン屋根、教材、学校の再建、水牛など様々な支援の問合せが現地から届いているという。今回の大地震では、死者8500人以上、負傷者2万人以上の甚大な被害が出ており、海外からの長期的な支援が必要となっている。

この仕組みを、日本はもとより海外で暮らす多くのネパール人にも広く使用してもらいネパールを支えていきたいと栗城は考えている。