2015年04月21日 13:55

第22回日本ホラー小説大賞の選考会が行われ、選考委員の審査により、澤村電磁の「ぼぎわん」が大賞を受賞した。副賞として賞金500万円が贈られる。優秀賞には名梁和泉の「二階の王」が選ばれ、副賞として賞金30万円が贈られる。読者賞には京谷の「記憶屋」が選ばれた。
日本ホラー小説大賞は、恐怖を通して人間の光と闇を描こうとしている才能あふれる書き手のために、1994年に設立。今までに「パラサイト・イヴ」(瀬名秀明)、「黒い家」(貴志祐介)、「ぼっけえ、きょうてえ」(岩井志麻子)など、数々のホラーエンタテインメントを生み出してきた。
受賞作は株式会社KADOKAWAより、大賞受賞作「ぼぎわん」は単行本として、読者賞受賞作「記憶屋」は角川ホラー文庫として、2015年秋に刊行予定。優秀賞作「二階の王」も書籍化を予定している。