マイナビは、新卒採用実績のある国内企業 8,000社を対象にした「2016年卒マイナビ企業新卒採用予定調査」を発表した（有効回答数 1,949社）。

それによると、採用予定数は「大学（文系）」「大学（理系）」「大学院（理系）」のいずれにおいても「増やす」という回答が「減らす」を15pt以上上回り、全体平均では前年実績に比べて15.0％の増加。

採用基準を前年度より「厳しくする」企業は全体で8.2％に留まり過去最低。質・量の優先度では「質よりは量」が増加した。

採用スケジュールは全体的に後ろ倒しとなるも「面接開始」のピークは4～5月、内々定辞退対策を7月以前に開始する企業は53.9％だった。

また、理系の学生を採用ターゲットとしている企業に、どの学科系統をターゲットにしているか聞いたところ、「機電系」が44.5％と前年同様最も高かったが、割合は減少し、代わって「学科は問わない」が24.7％と増加した