2015年03月31日 11:18

阪神電気鉄道は、新型普通用車両5700系を新造し、今年の夏以降、営業運転を開始すると発表した。

新型車両では、安全・快適な車内空間の提供やバリアフリーの充実、環境への配慮を追求し、サービス設備を刷新、新技術を積極的に採用している。

永久磁石同期電動機を用いた電力回生ブレーキ付きVVVFインバータ制御の主回路システムを採用。既存の普通用車両 と比較し、消費エネルギーが約50%削減可能となった。

客室照明、前照灯、尾灯・標識灯など全ての照明器具をLED化し、消費電力量の削減にも努めている。

インテリアデザインは、豊かな摂津灘の海をイメージ。吊手、出入口部の取手に海を連想させるブルーを配色し、床、座席にはきらめく水の模様をアレンジした。

今年度は4両1編成を導入し、順次新造していく予定だ。