2015年01月19日 18:26

東洋新薬は、長崎県立大学と共同で、食後の血糖値および血中中性脂肪両者の上昇抑制作用がある「ターミナリアベリリカ」に、より低用量の摂取においてもその作用があることを臨床試験にて確認した。

「ターミナリアベリリカ」は、シクンシ科の広葉樹ターミナリア ベリリカの果実から抽出した機能性素材で、ポリフェノールを豊富に含有していることが特徴だ。

「ターミナリアベリリカ」は、素材特有の苦味があるため、これまで有効量とされていた300mgを配合するには、味への影響が少ないカプセル剤や錠剤などの商品形態に限られてきた。しかし、今回の結果から、より低用量で食後の血中中性脂肪濃度上昇抑制作用が確認されたため、Wカット効果の有効量が200mgに減少した。有効量が減った結果、従来では難しかった味への影響が大きい粉末形態など、幅広い商品展開が期待されている。

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