2014年11月12日 18:01

慶應義塾大学SFC研究所データビジネス創造・ラボは、アクセンチュアと共同で11月8日に開催された「第2回データビジネス創造コンテスト」の結果を発表した。

最優秀賞は、佐賀県における救急搬送プロセスの向上をテーマとした佐賀大学大学院生チームが受賞した。佐賀大学大学院生チームは、救急搬送時間の短縮には搬送時に発生する「たらい回し」を抑制させることが重要であるとし、救急相談センターや薬手帳のさらなる有効活用が効果を発揮することをデータから結び付けた。また、これらの課題を解決に結びつける市民向けのスマホアプリのアイデアを示した。

今回行われた慶應xアクセンチュアDIGの本選には、10チームが出場し、2県、3市から提供されるデータや、ソーシャルネットワーク上で展開されているデータなどを掛け合わせて、これら自治体政策の変革に資する斬新なアイデアを競った。