2022年09月14日 16:34

学情は、2023年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、インターネットアンケートを実施。「内定(内々定)獲得後の就職活動」に関して調査した。
企業の新卒採用ニーズが拡大し、1人で複数の内定(内々定)を獲得する学生は多い。学生有利の市場となりつつある今、内定(内々定)を獲得後に、学生はどのような動きをしているのかアンケートを行った。それによると、「内定(内々定)」獲得後の就職活動状況は、「承諾をした上で、就職活動を継続した」が22.7%。また、「承諾を保留した上で、就職活動を継続した」16.7%となっており、約4割は、内定(内々定)獲得後も就職活動を継続していたことが分かった。
就職活動を継続した理由は、「就職活動で後悔したくないから」が53.3%で最多。さらに、1社に絞ったタイミングを尋ねたところ、「選考中の企業の、選考参加が終了したとき」が29.5%で最多。次いで、「第一志望の企業から内定を得たとき」、「家族や友人に相談し決心がついたとき」と続く。
フリーコメントでは、「OB・OGと面談する機会をつくってもらい決めた」「家族や友人、キャリアセンターの方に相談し、考えを整理できたタイミングで承諾した」「内定者と交流し、入社後のイメージを持てたときに決めた」などの声が寄せられた。また「辞退を先延ばしにすると企業に迷惑がかかるので、8月末までには決めようと思っていた」といった声も上がった。