2017年01月19日 14:12

インテージは、花粉症の対策市場および花粉症罹患状況と対策について分析した。

いまや国民病ともいわれる花粉症。市販薬や対策グッズも年々、より効果的なものが発売されバラエティを増している。このレポートでは花粉症対策の実態や、関連市場規模について、市場規模の4割以上を占める京浜エリアにフォーカスして迫る。

インテージが昨年末に実施した調査では、「自分は花粉症」と答えた人は47%。そのうち、スギ花粉の時期である2~5月に発症する人は95%だった。「自分は花粉症」と答えた人に、直近の発症時の対策として実行したことをたずねた結果。実行率ダントツのトップは「マスクの着用」で、全体の過半数が実行。続いて「処方薬」「うがい・手洗い」「市販薬」がそれぞれ、全体の4割程度。「花粉症に有効な食材」「花粉ブロックスプレー/クリーム」「健康食品/サプリメント」といった食品やグッズの利用率はそれぞれ14%、11%、6%という結果だった。