L.CRASは、インバウンド向け手荷物配送サービス「APEX24」の提供を11月1日より開始する。本サービスではアプリ上で、希望の配送先を選択し、手荷物情報を登録するだけ。2分程度で簡単にオンライン上でホテルから空港や駅までの配送予約を完了できる。

円安の影響で訪日観光客が急増し、公共交通機関や商業施設ではスーツケースによる混雑や放置などのトラブルが相次いでいる。（例：新幹線の予約制の荷物スペースの無断使用、公共交通機関内が観光客の大きなスーツケースによる混雑など）。

「APEX24」は、スーツケースなどの大きな荷物を持たずに観光や買い物を楽しむことができる「手ぶら観光」を推進。観光客は身軽に観光することができ、訪日外国人など大きなスーツケースを持った観光客の需要増が期待できる。手ぶら観光は、身軽となった観光客の購買意欲を高め国内消費の促進や、オーバーツーリズム（観光公害）と呼ばれる列車や観光地の混雑の緩和も期待されている。

ホテル側にとっても、既存の配送サービスを利用した場合、宿泊客から依頼内容を確認、フロントスタッフが送り先への配送時刻の問い合わせ、伝票記入など対応する負担が大きく業務を圧迫していた。本サービスでは、ホテルは手荷物を集荷時刻まで一時的に預かるだけ。煩わしい手書き伝票の対応から解放される。またドライバーが順次集荷に来るので、チェックイン前には手荷物がなくなり、スッキリした環境で宿泊客を出迎えることができる。

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