2023年10月10日 09:20

myProduct(マイプロダクト)は、茨城県かすみがうら市と連携し、「フードロス削減」をテーマとする学生インターンシッププログラムを提供する。

農林水産省によると、2022年の梨の収穫量は約20万トンあり、そのうち、茨城県では全国2番目にあたる約2万トンが収穫されている。しかし、毎年1、2割が規格外となり、フードロスが発生している。これを受け、かすみがうら市は産学官連携で「フードロス削減プロジェクト」に取り組んでおり、これまでフードロスの対象となっていた規格外の梨を地元の農家から集め、市内の建設資材卸会社の協力の元、ピューレ加工工場まで梨を配送し、そこでピューレを製造している。

今回、マイプロダクトはかすみがうら市と連携し、上記プロジェクトにおける、商品化された「梨ピューレ」のチラシ・ポスター制作や、Webサイト制作支援を担当する。プログラムは今秋に約1カ月間を予定しており、マイプロダクトが担当するプロモーション活動に、4名の地元の大学生・高校生と共に取り組む。学生たちはデザイン/クリエイティブ領域に高い関心を持っており、プログラムにおいてチラシ・ポスター制作や、WEBサイト制作における意見交換を予定している。フードロス削減に課題意識を持つかすみがうら市と、賛同する地元の農家・企業・教育機関・地域おこし協力隊、地域共創に取り組むマイプロダクト、そして地元に愛着を持つ学生たちが広く協業することで、「フードロス削減プロジェクト」において、梨ピューレの原料調達、物流加工、販売促進までを、一気通貫で行うことが可能になる。

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