2023年10月06日 12:54

シマダハウスは、11月、宿泊施設「SAKE Kura Hotel 川崎宿」を開業する。
日本初の旅の大ブームは今からおよそ200年前の江戸時代の後期に起こったと言われている。火付け役は歌川広重の描いた「東海道五十三次」の浮世絵だった。江戸時代に整備された江戸と京都を結ぶ街道の一つ、東海道。江戸・日本橋から続くその道は品川宿を経て「川」を渡り、その次が川崎宿だ。当時、川崎大師への参拝客で賑わっていた川崎宿は、旅人に宿を提供し江戸の人々やローカル民が交差する場所だった。文化を発展させながら、人と人、ものとものを結ぶ役割をしてきた東海道川崎宿。「SAKE Kura Hotel 川崎宿」は、これまで保存されてきた川崎宿の歴史を背景に、日本酒をテーマにした現代の価値観に合う「宿」を創っていく。
シマダグループは東京、神奈川、沖縄石垣島に8施設のホテルを運営しており、「SAKE Kura Hotel 川崎宿」はグループで10施設目のホテルとなる。グループ会社である神奈川県伊勢原市にある酒蔵、吉川醸造直営のホテルだ。吉川醸造の日本酒をメインに、ラウンジにてセルフサービスでお酒を楽しめる。季節の酒、その日のオススメ酒4〜5種類を飲み放題で提供する。
料金(1室料金)は、エコノミー:1万3200円~、スタンダード:1万4400円~、デラックス:2万400円~、スイート:2万5600円~。住所は、神奈川県川崎市川崎区本町2-8-3。