2023年10月03日 09:54

吉野家が手がける新業態「かるびのとりこ」は、10月1日から新商品「ソルロンタンスンドゥブ」と「イカ墨スンドゥブ」の販売を開始した。
「かるびのとりこ」は2月23日に開業し、半年以上に渡って想定以上の集客が続いている。商品の味やサービスを評価して常連となる顧客を一定数得たほか、吉野家のプロフェッショナルたちが手がけるという話題性から新規のファミリーやグループの来店が継続した状態が続いたことが好調の要因と捉えている。
「かるびのとりこ」の看板商品は「牛カルビ丼」と「スンドゥブ」。「スンドゥブ」は吉野家東京工場から取り寄せた牛肉と野菜の一部をじっくり炊き上げて自家製とりこスープを作り、あさりなどの海鮮のうまみや野菜のうまみ、唐辛子を利かせている。辛みが効いた「スンドゥブ」は辛いもの好きの人からは高い支持を得た一方、オープン以降、辛さが苦手な人でも楽しめる商品提供やスンドゥブ特有の海鮮のうまみをもっと楽しみたいとの声が店舗へ寄せられていた。そして今回、顧客の要望に応えて「ソルロンタンスンドゥブ」と「イカ墨スンドゥブ」の販売を開始した。
辛さを抑えた「ソルロンタンスンドゥブ」は白濁のスープに牛骨の旨みが染み出しており、優しく素朴な味わいとあっさりとした後味が特徴。「イカ墨スンドゥブ」はイカ墨の濃厚なコクとスンドゥブの辛味が合わさり、磯の香りが後を引くほどに海鮮の旨みを存分に味わえる。
価格は、「ソルロンタンスンドゥブ」730円、「イカ墨スンドゥブ」は830円(全て店内飲食の税込価格)。所在地は埼玉県幸手市。